Daily K-Scale 0457
よみたいときに よめば よゐ
学校給食甲子園。
世間では、「○○○甲子園」などと銘打ったいろんなコンテストが開催されています。先日は、東京都豊島区の女子栄養大を会場に「第1回全国学校給食甲子園」が開かれたそうです。
これは、学校で給食を作っている栄養職員らを対象に、味と技術の日本一を決定するというイベント。全国の小・中学校と給食センター計1514施設が応募し、書類選考で残った12施設24名が決勝に臨みました。主催はNPO法人の「21世紀構想研究会」(東京都中央区)。郷土の味を競いあい食育を啓発していくのが狙いだそうです。
ルールは、2人1組で1時間以内に5人分を調理するというもの。そこで、調理技術や地場産品の活用はもちろん、チームワークや子どもの好きな味をきちんと把握しているか、そして衛生管理なども審査されます。そんなプレッシャーを撥ね退けて選手たちは、次々と献立を仕上げていきます。北海道チームは名物の「サケの混ぜご飯」、愛知県勢は地場の八丁味噌で大豆を煮た八丁豆、鹿児島県チームは得意の黒豚汁…。会場には、各チーム自慢の郷土色豊かな献立がズラリと並びました。
激戦を制して優勝したのは長野県伊那市の長谷学校給食共同調理場の2人。献立は、クリや古代米などを混ぜた五穀ごはんにニジマスの香味ソースを合わせ、昔の樵たちが好んで食していたという野菜たっぷりのみそ汁・そま人汁、野菜のエゴマみそマヨ和え、すりおろしリンゴゼリーと牛乳という取り合わせでした。参加施設の中で最も多い種類の食材を使い、栄養に気を配った地場産品を使い、味のバランスも絶妙だった点が高く評価されたと言います。
優勝した長谷学校給食共同調理場職員の方のコメントは「子どもたちが将来自分でご飯を作るとき、『給食で出たものを作ってみよう』と思ってもらえるように心がけている」そうです。食育への関心が高まっている昨今、学校給食は大切な食育の場です。給食費を払わないような困った保護者も増えてきた世相ですが、こんなイベントを通じて、もっとおいしい給食をつくっていただいて、食育のレベル向上に努めてほしいものです。
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