Daily K-Scale 0479
よみたいときに よめば よゐ
やっぱり濡れ手に粟がお好き?
マルチ商法に引っかかる学生が増えているそうです。「新規会員を集めれば、その数に合わせて高い報酬がもらえる」「さあ、濡れ手に粟で大儲けして勝ち組になろう」という甘い言葉に誘われて、ついつい手を染めてしまうのだそうです。
これは、国民生活センターの最近の調査の結果です。同センターによると、2005年度のマルチ商法に関する相談は2万1544件に上り、1996年の統計調査開始以来、最多の件数となったそうです。相談者は20代が43.6%で最も多く、大学生や専門学校生などの、いわゆる学生は全体の8.4%を占めているようです。この8.4%には、01年度の5.3%と比べて、急速に増加していることがうかがえます。
また、同センター相談調査部は「誘い文句通りに利益を得られていることはほとんどない。友人から誘われて被害を受けるだけでなく、別の友人を勧誘して加害者になることもある」としています。
この問題の根底にあるのは「濡れ手で粟感覚」だと思うのです。そこには「楽して儲けよう」とか「一攫千金」とかの欲が見え隠れしています。お金って、そんなに簡単に手に入るものじゃないのだけれど…とため息が出てしまいます。
先日、バブル再来について書きましたが、ほんとうに来そうで、恐いです。実際、東証が終値で6年9カ月ぶりに1万8000円台を回復したり、徐々にではありますが、世間は好景気に向かっているのかな、という雰囲気に包まれつつあります。好景気=バブルというわけではないですが、やはり「株」とかの証券というか、ペーパー上の好景気は、なんとなく「濡れ手に粟感覚」を醸成しかねないような危うさを孕んでいるような気がするのです。
隣の人がいい思いをしていると、ついつい羨ましくて、自分も同じ目に会いたい、と思うのが人情というものかもしれません。でも、自分の思うところと異なるなら、断固手を出さない、という態度を取ることが「品性」というものでしょう。それが「誇り」なんだと思います。目の前に、おいしいニンジンをぶら下げられたら、果たしてぼくは「誇り」を捨てずに生きていけるでしょうか。
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コメント
お邪魔します。
>やっぱり濡れ手に粟がお好き?
というよりも「人は信じたいものを信じる」
のではないでしょうか。
投稿: ブロガー(志望) | 2007年2月23日 (金) 20時11分