Daily K-Scale 0484
よみたいときに よめば よゐ
チチかえる。
14年ぶりの快挙なのだそうであります。あ、なんの話かというとチチ松村氏のソロアルバムなのであります。
なんと「全編歌モノ」です。全12曲、みんなチチさんが、ゆるゆると歌ってます。1曲目は『僕は見た』。チチさん謹製の特製ハガキにも描かれていた軍艦の上にいた物体のことが切々と歌い込まれています。なんか、夢に出てきそうな不思議な楽曲です。
4曲目の『眉毛を描かれた犬』は、わがギターの師匠・長田“taco”和承師もラップスチールで参加の出色の楽曲。詩も抜群にいい。ついつい涙がこばれそうな世界観を持っています。
8曲目の『ペルシアのじゅうたん』にいたっては、もうゲゲゲの鬼太郎にも匹敵する妖艶な世界が描かれておりまする。一度聴くともう耳を離れない。そんな呪術のような麻薬のような甘美で妖しい音がゆらめいておるのです。
10曲目から12曲目までは、ある人間関係をさまざまな視点から見つめた、いわば兄弟曲。壮大で切ない物語が紡がれているのです。ここでも詩はとても大事なファクターとなっています。
ゴンチチといえば、インスツルメンタルが主ですから、ゴンチチが好きという方には、かなりビックリ仰天かもしれません。が、さすがイカ好きのチチさんだけあって、聴けば聴くほど味が出るというか、歌声に引きこまれるというか、行ってはいけない禁断の園に連れて行かれるような感覚になるのです。そうそう、アン・サリーのコーラスも実にゆるり快感をかもし出してくれています。
こんな摩訶不思議な音を、今ならうちの「Gallery HAY-ON-WYE」で堪能することができます。本リリースは4月4日(水)赤口ですが、その前にクセになる音をぜひ聴いてみたい、という方はお立ち寄りください。ゆるりとしたチチワールドにひたっていただけます。ちょっとお天気のいい日の昼下がりなんかがぴったりかもしれませんね。まどろみながら聴く、っていうのがキモチよさそうですから。
ま、4月4日になれば、みなさん、こぞってお買い上げくださいね。「チチ、買える」ですから。あ、では、お後がよろしいようで。
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