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2007年5月27日 (日)

Daily K-Scale 0569

よみたいときに よめば よゐ

スシは今やファーストフード?

 という記事を見つけました。アメリカで、かつてはエキゾチックな高級料理だったスシが、今ではスーパーやコンビニで気軽に買える当たり前のメニューになったそうです。さらには、外食だけでなく、家庭でも手軽に作ろうという人も増え、親子スシ教室が人気になっているのだとか。

 スシ教室の講師は言います。「スシは今の世代にとってはピザのようなもの。30歳以下の人たちにとってファーストフードなんだ」。

 スシ…特ににぎりスシに関しては、その発祥は江戸時代の屋台にあると言われています。手でつまんで食べられる手軽さ、気軽さが、気の短い江戸っ子にウケて大人気になったとか。いわば、スシは、お江戸のファーストフードとして生まれたのです。だから、昔ながらの「熟れ鮨」や「押し寿司」を作っている職人さんたちは「にぎりスシ」なんてファーストフードやで!とおっしゃいます。アメリカの人たちは、言わずもがなスシの本質を捉えていたのですね。

 全米レストラン協会が2000年に行った調査によるとスシを知っている人は全米の79%、一度は食べたことがある人は32%に上っているそうです。確実に普及、浸透し、普通の食事になってきているのです。その理由は、低脂肪・低カロリーという和食のイメージがアメリカ人の健康志向にマッチしているためと考えられています。

 アメリカで今、人気のスシは「にぎり」ではなく「巻き」だそうです。しかも、内側から「具」「海苔」「スシ飯」の順に巻いていく「インサイドアウト(裏巻き)」が通例だとか。スシ飯には、ごまやとびっこをまぶすことが多く、具は火を通した魚介類や野菜が使われます。鰻と胡瓜を芯にしてアボガドの薄切りで巻いた「ドラゴンロール」やマグロ・ハマチ・サケ・アボガドなどを七色にあしらった「レインボーロール」などのニューフェースも人気だとか。

 日本では、くるくる回るのが「スシ」と思われつつあります。アメリカではタコヤキにイチゴを入れるかのようなスシが人気を博し、伝統の味もどんどん様変わりをしています。これも時代の波というものなのでしょうか。でも、源流は忘れないでいたいものですね。

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