Daily K-Scale 0570
よみたいときに よめば よゐ
倍の値段なら止められますか。
比較的、何の苦労もせずに「禁煙」というか「断煙」できたので書くわけではありませんが、煙草は止めたほうがいい。なぜか?そりゃ、空気のおいしさが実感できるという幸福感は「喫煙者」にはなかなか味わえませんから。「今日も元気だ。空気がうまい」ですよ。無味無臭の空気がおいしいなんて、いいでしょ。
で、近ごろこんな調査結果が発表されました。「タバコの価格が2倍から3倍になれば、ニコチン依存度が比較的低い人々の多くが禁煙を考える」、一方で「ニコチン依存度の高いヘビースモーカーは、3倍近い800円になっても3人に1人は禁煙を考えない“頑固者”である」という結果が出たそうです。
これは20歳以上の男女22人に対してインターネットを通じて喫煙の有無やニコチン依存度、禁煙を考えるきっかけとなる事項などについて調査し、行動解析したものです。調査は、京大グループが実施。行動経済学の手法で分析されています。
高度のニコチン依存とは「朝起きて5分以内に喫煙する」などの特徴を持ち、「タバコの価格が現在の2倍の600円程度」になっても禁煙を考えるのは30.2%に過ぎず、「喫煙による死亡リスク」や「家族の肺ガンリスク」などは禁煙の判断材料にさえ上げられていませんでした。
このような“頑固者”を除いて、ほとんどの人が「タバコの値上げ」によって、禁煙をはじめそうだ、ということを、この調査は証拠づけしてくれています。真に国民のことを考えるなら、消費税率の引き上げよりもタバコの値上げを優先すべきでしょう。喫煙者が減って税収は落ちるかもしれませんが、健康保険料の削減や生命保険支払額のダウンも見込める可能性があります。男性の長寿が世界第2位に転落したのを挽回することができるかもしれません。
ぼくも、かつては1日80本ほどのセブンスター・スタンダードを愛飲していた人間です。喫煙者の気持ちもよくわかります。でも、ここは、世間の流れに身を任せ、禁煙への旅をはじめてみませんか。きっと、深呼吸したときの心地よさを体験したら、維持できますよ。
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