Daily K-Scale 0574
よみたいときに よめば よゐ
便利にかわりに失ったもの。
先日は、トトのビッグがシステムダウンによって一時購入できなくなり、パニック寸前になりましたよね。それ以前にも、大量のアクセスが集中してシステムがダウンしたなんてニュースは日常茶飯事で起こっていて、ちょっとやそっとのことでは、みんな驚かなくなってきているのではないでしょうか。
先日の日曜日に全日空にシステム障害が発生して予約や発券、搭乗手続きがしにくくなり、羽田発の国内線130便が欠航、306便が1時間以上の遅れを出し、約6万9千人に影響が出ました。合計436便に影響が出たということで、これは全日空の国内線818便の半数以上にあたります。
システム障害の原因は、ホストと各空港にある端末とを結ぶ「ホスト用接続系」と呼ばれるシステムの更新にある可能性が示唆されていて、更新によって東京都大田区にある国内旅行係のホストコンピューターに古いデータが滞留し、処理速度を低下させたためではないかと考えられています。
そこで全日空では、データを削除し、更新したシステム6台のうち3台を元に戻して午後3時半に復旧させることができました。が、このシステム障害で、全日空のシステムを利用しているスカイネットアジア航空やアイベックスエアラインズ、エア・ドゥのダイヤにも影響が出たといいます。
かつて、すべてが手作業の頃は、このような大規模の障害は発生しなかったでしょう。その分、発券や搭乗などの手続きには時間がかかったことでしょうが、欠航するなどの最悪の事態はなかったと思われます。
ぼく自身の仕事でも同じようなことがあって、昔のように原稿用紙に書いておくと家事で焼けるとか、誰かに切り刻まれることがない限り、原稿はほぼ永久に存続します。それが今やPCの時代。一瞬にしてデータが消えることも少なくありません。スピードアップや機能的な便利さが向上したかわりに、ぼくたちは確実性や安全性といった大切なことを犠牲にしてきたのかもしれませんね。
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